お客様・仕入れ先からの声 Storia
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料理や食材への強い探求心と好奇心

quarto オーナー瀬田亮太氏 & シェフ長井裕二氏

神戸・三宮で人気のイタリアンと言えば「quarto」。
手作りのパスタとピッツァやワインを楽しめ、木のぬくもりを感じる素敵な空間にはいつもたくさんの方々が料理を楽しんでいます。quartoのオーナー瀬田亮太氏と、シェフ長井裕二氏にブォングストとの出会いや、お店として大事にしていることなどお聞かせいただきました。

 

Interview date : 2024年6月
Place:quarto(神戸三宮)

 


 

提案してくれるのが嬉しい、仲の良さでは一番

 

ーーブォングストとの出会いについて覚えておられますか?

 

長井様:以前勤めていたお店でもブォングストさんから仕入れていました。当時も今もとてもフレンドリーで距離が近くて助かりますね。配達は別の会社でやっておられるところもあるけど、ブォングストさんはそうではないから「話せる」んですよね。やっぱり店に配達にしに来てくれて、さらにいろいろと食材について話すことができたり、提案してくれるというのは助かります。仕入れ先の会社を思い浮かべてみたけど仲の良さで言えば一番かな。

 

瀬田様:ちなみにこのお店の物件はブォングストさんに紹介してくれたことは印象深い出来事。ブォングストさんの業務に不動産物件の紹介は含まれていないけど、やっぱりいろんな情報をお持ちですよね。そういったところはブォングストさんのいいところなんだと思います。長井も言ってくれてましたけど、やっぱり距離感が近いからいろんなことを気軽に聞けるのはありがたいですよね。だから担当の方がいつも配達に来てくれるというのは心強いです。

あまり流通していない美味しい食材をもっと知りたい

 

ーーブォングストに対するご要望はどういったものがありますか?

 

長井様:そりゃ安くしてほしいって気持ちはありますね、まあそれは冗談ですけど(笑)。真面目な話をするとやっぱり美味しい料理を作りたい。だから良い食材を使いたい。

 

瀬田様:ブオングストさんには、あまり流通していない美味しい食材をもっと提案してほしいという気持ちはありますね。使う食材に関しても、このお店がオープンした時からずっと同じということではなく、どんどん良いものに変えているものも多いんですよ。例えばホワイトアスパラだったり、チーズだったり。お店のレベルを上げるためにいろいろ研究してるよね。

 

長井様:そうですね。評判のお店に食べに行くだけでなく、色々な食材を仕入れて研究しています。そういう「美味しいものをつくろう」という文化が根付いているお店ですからね。それがこのお店の良いところです。お店のメンバーでイタリアに行って現地の食材や料理を体験することもしばしば。

 

瀬田様:そうそう。日本には入ってきていないようなチーズ工場を訪ねたりして発見ばかり。とにかく食材のレベル、ワインのレベル、そしてシェフのレベル、すべてを上げていきたい。だからもっともっと様々な美味しい食材を提案してほしい。もっともっとブォングストの方々もいろんな食材を食べてみてほしいです。すると我々だけでなくいろんなお店への提案力も上がるかもしれませんね。

食への探求心や好奇心が強い

 

ーーお二人の出会いはどういったものだったんですか?

 

長井様:以前勤めていたお店によく瀬田が来てくれていたんですよ。

 

瀬田様:独立する前にいろんなお店に行ってたんですよね。長井が作ってくれたピッツァが美味しくていろいろと話すことになったんだよね。それでこのお店をオープンして1年くらい経った時かな。ふと街を歩いているときに出くわして!

 

長井様:そうですそうです。そのとき私はフリーだったから手伝うことになったのが始まり。そしてもうすぐ(2024年8月)10周年ですね。店内も改装して新しいquartoをお見せするのが楽しみ。

瀬田様:10年間同じことをやっていたら駄目だったと思う。先ほども言った通り、もっと美味しい料理を目指すために、良い食材や良いレシピを求めてきた。常に良い方向に変えていこうとしてきたからこそ、この10年がある。


ーー食への探求心や好奇心が強いんですね。

 

瀬田様:その通りです。それって当たり前に大事にしたいことなんですけどね。愚直にいろんな食材を試して、使用できる食材のレベルも上がってきて、美味しい料理をつくることができる。それって本当に楽しいことなんです。

 

長井様:原価管理、コストへの意識が強すぎるお店ではそいった探求はしづらいと思いますがうちはそうではないんです。もちろん原価やコストの意識もありますよ。でもそれが全てではない。だからシェフにとってものすごく楽しい。考えたレシピでお客様が喜んでくれて、それが売上に繋がれば最高ですよね。めっちゃ楽しいです。

まずはお店に来てほしい、そして美味しい料理を召し上がってほしい

 

ーー今後の展望や目標を教えていただけますか?

 

瀬田様:新たな場所への出店ですね。今はグループとして神戸・三宮を中心に展開していますが他の場所でクオリティの高いお店をやりたいと考えているんですよ。

 

長井様:やっぱりもっともっと美味しい料理をつくりたい。つくるのが本当に好きなんですよね。それと同時に若手のシェフを育てていかなければいけませんね。新しいお店の立ち上げにも関わってみたいかな。

 

瀬田様:それこそ新店舗でね。話がちょっと変わりますが、子どもの入店をNGにしているお店が増えていると思いますが我々はそうしたくない。子どもの頃からイタリアンで美味しい料理を食べることも経験として大事なこと。これはものすごく大事なことだと思います。ご家族やお子さんと一緒でも、そうでなくても、まずは皆様には私たちのお店に一度来ていただきたいです。当店の美味しい料理を召し上がってみてほしいですね。



quarto(クアルト)

https://www.instagram.com/quarto_kobe/

 

オーナー 瀬田亮太氏
シェフ 長井裕二氏

 

瀬田亮太氏は有限会社アオイコーポレーション、株式会社CANDIDOの代表取締役でいらしゃいます。
「terzo(テルツォ)」、「quarto(クアルト)」、「Santo Bevitore(サント ベヴィトーレ)」、「Caprino(カプリノ)」、「wine shop Candido(ワインショップ カンディド)」、「深食屋 おいちゃん」、「IBRA(イブラ)」といった店舗を神戸三宮を中心に経営されています。

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