魚の卵という名のパスタ
blogBuon giorno!皆さまこんにちは。
本日はイタリア本島から少し離れた島、サルデーニャの名物♪
サルデーニャというと、ボッタルガ(からすみ)や、パーネカラサウ(薄く焼かれたパリパリパン)、ペコリーノサルド(羊のミルクでつくられたサルデーニャ風チーズ)となどといった名物を思い浮かべますが、本日はコチラ☆
「フレーゴラ」=魚の卵という名の面白いパスタです!>▽<
サルデーニャの方言では「Fregula(フレーグラ)」とも呼ばれるそうです。

イタリアには数え切れないほどのパスタの種類が存在し、はっきりした数は未だに不明とも言われるくらいですが、
その中でも特徴のある、珍しいパスタだと思います☆
つぶつぶで、見た目はまるでお茶漬けのあられの様・・!>▽<
乾燥している状態のときは、3~5ミリくらいのサイズです。

クスクスに似ているとも言われることがありますが、クスクスよりもっと粒が大きくしっかりしており、天日干ししたのちオーブンで軽くトーストしており、とても手間をかけてつくられています。
そのため、現代ではサルデーニャの家庭でも手作りすることは稀になってきているそうな・・。
海の幸に恵まれているサルデーニャ。
フレーゴラも、やはり海の幸と合わせるのが最高の組み合わせです☆
普通のパスタのように、大鍋でたっぷりのお湯を沸かして茹でる必要はありません。
魚介ベースのスープにそのまま投入して、少し煮込むだけで完成します。
特にあさり、ハマグリ、ムール貝、タコ、フレッシュトマト、カラスミなど相性抜群!
盛り付け時にパセリをちりばめると色合いも良くなり、より香り高くなりますよ♪
魚介のエキスを吸い、ぷっくりとしたフレーゴラは、日本人の好きなモチモチ食感です☆
微妙に異なる粒の大きさの食感や、焦げ目があったりなかったり、一粒一粒の香ばしい香り具合も一口ずつ楽しめます。

ぜひ白ワインと合わせて召し上がってみてください♪
遠く離れたサルデーニャの郷土料理を、ご自宅でも楽しみましょう☆
Buona giornata!
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◇Chizuru.H◇
2017.2.24
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